2013年10月

2013年10月23日

感情に居場所を


前回の記事に関連して。得意げ


大人になるとどんどん賢くなりますね。

頭を良く使うようになります。

これはいい、これは悪い。

これは正しい、これは間違っている。

考える、判断する、ジャッジすることが多くなります。


逆に子どもの頃は

「好き!」「嫌い!」とハートで動くことが多いですね。


頭で考えることは”他人の価値観”がいっぱい。


何かを嫌いと思っても、

「そう思っちゃだめだ」

「大人として良くない」とか思ったり。

素直な気持ちを自己否定します。

良い、悪いの判断は世間や誰かに言われたことだったりと、

もともとは他人の価値観です。


一方「好き」「嫌い」の感情は理屈でコントロールできるものでなく、

勝手に「湧き起こる」感じですよね。



自己解放ワークなどでよくお伝えする言葉があります。それは


「感情に良い悪いはない」


ということ。



「これなんだか好き!」と感じたとしたら


誰が何と言おうと自分はその瞬間そう感じたんですよね。

「その瞬間の素直な自分」がいるだけ。

良いも悪いもありません。

私はそう感じた。ただそれだけ。

ですがせっかく湧き起こってきた自分の気持ちを

自分の中で真っ先にジャッジしてしまうのです。


素直な自分の感情を自分が否定し続けると、

自分が内側で怒りはじめます。プンプン


「なんで無視するの!?」

「なんで見てくれないの!?」


何となく嫌な感じがしたり、イライラしたり・・

楽しい気持ちが感じられなくなったり、元気がなくなったりしてきます。



だれだって無視されたりないがしろにされたら、

悲しいし、腹が立ちますよね。



ですから、

「何か最近楽しくないなー」

と感じているとしたら

思考がたくさん働いて感情がないがしろになっているかもしれません。


偏ったらバランスをとりましょう。音譜



抑えつけていた感情に自分の中で居場所を与えてあげると、

めきめきと本来の情熱を取り戻し、

元気になることも多いですよ。ニコちゃん



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kitanomori26 at 10:56|Permalink 自己解放ワーク 

2013年10月14日

記憶というイメージ


先日読んだ本に「記憶維持」についての興味深い研究が紹介されていました。


ある大学生のグループが、とても短い三十秒のストーリーを言い渡されました。

研究者は

「これから皆さんに話すストーリーを、できるだけ正確に覚えていてください。その後、いくつかの間隔を置いてそのストーリーを思い出してもらいます。」と説明しました。


学生たちはできるだけ正確にストーリーを覚えることだけが課題であり、

その一分後にそのストーリーを繰り返すことを指示されるとわかった上で、その話を聞きました。

五分後、再び繰り返すように言われ、それから三十分後、一時間後、十二時間後、一日後、二日後、一週間後、そして最後は二週間後です。


研究者が発見したことは、まさに初回、たった一分後にストーリーを話すときに、学生たちは既にストーリーを歪め始めたということで、学生たちの記憶は想像したより正確ではないということでした。


研究者はとても頭のいい学生たちに、ただ単に記憶するだけという比較的簡単な課題でストーリーを伝えたにも拘わらず、わかったことは学生たちが聞いたストーリーを再び話し始めたとき、三回目か四回目以内で、元々の話がほとんどわからなくなり始めるほどにストーリーが変わってきたのです。

しかもそれは、ストーリーを聞いてからほんの一、二時間以内で、ストーリーを話した三回目か四回目以内です。

一週間後、明らかに二週間後までには、ストーリーはあまりに歪められていて、最初のストーリーからするとほとんど想像もつかないほどでした。


それでもなお、学生たち全員が自分はストーリーをとても正確に記憶していると本当に信じていたのです。


(「大いなる恩寵に包まれて」アジャシャンティ より)




この研究から言えるのは、

私たちの過去の記憶は実際の記憶ではなく、いろいろな考えやイメージが作り直されて再構成されたものであるということ。


「ある瞬間は過ぎ去った時点で消えている」ということです。



記憶ってとても曖昧なもの。自分の中の物語なのです。得意げ



道を歩いていて「人とすれ違った、人と目が合った。」ということを経験したとします。

いま言ったことは純粋な事実のみですね。


ですがそこに自分のストーリーをくっつけ始めます。

「あの人は私を変だと思ったんじゃないか。」

「なんか服がおかしくて見たのじゃないか。」などなど。

するとただ単に

「人とすれ違ったときに目が合った」という何でもない出来事が、

不快なストーリーとして記憶に残ったりします。


つまり純粋な事実に、自分なりにいろんな解釈をくっつけていることが

私たちの苦悩につながっているのです。


1人ひとりが

純粋な出来事を「自分なりのものの見方」で見ています。

それぞれが自分が創った世界に住んでいます。


ヒプノセラピーでは、

過去の記憶、過去の感情に寄り添っていくことも多いのですが、

そこで行うのは過去の出来事を変えることではありません。

起きた純粋な事実は変わりません。


癒されるというのは

過去の出来事が変わるのではなく

出来事にくっつけた自分の解釈、つまり「ものの見方」が変わることなのです。


「自分の」ストーリーが変わるのです。



わたしたちは

自分が創った世界の中で苦悩もするし、

そして自分の世界の中でどんどん癒されていきます。星






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